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ご挨拶

夢をかなえる写真

成人式の賑わいが去った頃、タクワ写真館には春がやってきます。
「あの写真のお陰で、合格しました」
「希望の大学に入れました」
「入学式の記念写真を撮りに行きます」

写真には不思議な力が宿っています。
写真はその人の美点や魅力や、力を引き出し、
夢を実現してくれるような気がします。

そして、4月、5月。
「就職決まりました!」
6月。
「結婚が決まりました。 今度二人で伺います。
結婚式の写真もお願いします」

タクワ写真館はお客様と一生のおつきあいです。

1929年に、祖父 多久和壽が始めたタクワ寫眞舘は、創業85年を過ぎ、
母、私と3代にわたるお客様も沢山おられます。
先日、古い家族写真の修復を依頼されました。
エンボスから、祖父の撮影させていただいた写真だとわかり、懐かしさがこみあげました。
セピア色に少し変化して、晴れがましい雰囲気や、ご家族の暖かい人となりに、厚みが加わった素敵な一枚でした。
写真は家族の歴史です、二つとない、他の人には作れない宝物。

お客様皆様の、魅力を成功につなげたり、
かけがえの無い瞬間を、色あせない価値ある歴史にする、
そんな写真の仕事に関わらせていただけることに、
いつも感謝しているのです。

代表: 多久和 三智子

タクワ写真館の沿革

初代 多久和 壽

Hisashi Takuwa

オリエンタル写真学校で学んだ後、1929年、大宮にタクワ寫眞舘を開業しました。持ち前の器用さを生かした独自の技術で、修整の名人でした。進取の精神でモダンな写真を写しました。

妻 すぎ

Sugi Takuwa

毎日、深夜まで修整作業する夫を、傍らで新聞を読み聞かせして支えました。古いモノクロ写真が良い状態で残っているのは、彼女の真面目で丁寧な水洗作業のお陰です。

多久和 芳子

Yoshiko Takuwa

父親の技術を受け継ぎ、知性ある誠実な接客と仕事ぶりが魅力的でした。

多久和 三智子

Michiko Takuwa

デジタル技術をマスターし、培われたタクワ写真館の技術と哲学を進化させています。